1. 2013-11-08

    乱数の話(18年前)

    1995年ですから、もう20年近くになります。当時、トランジスタ技術で、PIC16F84が紹介されました。

    PIC16F84

    PIC16F84は DIP 18-binのMCUです。ROMにプログラムを書き込んで実行させます。

    今時のArduinoみたいな話、といったら少しは伝わるでしょうか。

    LEDをチカチカさせるとか、圧電スピーカを鳴らす、というので遊びました。

    時期が今頃で、僕はジングルベルを鳴らした記憶があります。

    バイメタル電球

    クリスマスと言えば、(当時は)バイメタル電球だったかと思います。たくさんの電球がそれぞれのタイミングで不規則にチカチカするものです。

    M系列乱数

    名前を出すと怒られると思うので、Kさんとしますが、KさんはPIC16F84を使ってM系列乱数でLEDをチカチカさせ(て、バイメタル電球のチカチカのように)する、というのをやってました。

    すごいなぁ、と感心したことを思い出します。

    最近だと

    今時だと、電球は、みんなコンピュータ制御ですかね。もう、電球ではなくてLEDですか。

    4-bit のM系列乱数

    たとえば、漸化式をXn = Xn-4 + Xn-1 として、内部状態を 4-bit としてみると、こういうのをLispで書くのも芸がないですが、手元に …

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  2. Running NIST STS 2.1.1 on NeuG True RNG (3)

    NeuG 0.11 was released.

    With standalone NeuG device of FST-01, I gathered 500 files of 125MB (=1,000,000,000 bits, that is for 1,000 samples of 1,000,000-bit sequence).

    Then, I ran the test suite over 500 files, while a single file has 125MB. All parameters …

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  3. What is not KSP? (In Japanese: KSPとはなんでないか)

    OpenPGPのKSP (Key Signing Party)について、 こうした時はどう考えたらいいのか、と疑問を持つ貴兄のために、 僕なりの考えのいくつかを書いてみます。

    僕は、ヨーロッパや南米のKSPにも参加しましたが(手順のしっかりしたものから、 わいわい、という感じのものまで)、最近まで十分に考察をしたことがなく、 意味を理解できていませんでした。

    現在でも考察は続いていて修行中ですが、 この一文が、なんらかの理解に役立ち、KSPに気軽に参加してもらえるようになれば、幸いです。

    なお、KSPについて、「パーティ」というと飲食や宴会芸、または、ある種の出会い、 を期待する方もいるかも知れませんが、通常、そういうことはありません。

    書いていたらいろいろ思い出して長くなったので、大事なところのまとめを書きました。 これだけでも長いな。

    まとめ

    • KSP (Key Signing Party)は懇親会ではない。

    • 目的は、OpenPGPの公開鍵について、

      公開鍵のIDと User ID (ユーザのID: 名前)の結び付きをまさに確認しました。

      と互いに証明すること。通常は事務的作業のみ。

    • 証明は、通常 …

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  4. Using GPG's authentication key for SSH access

    By default, GnuPG --gen-key creates a primary key for signature and its subkey for decryption. It is also possible to add another subkey for authentication.

    It is not widely used, but, the authentication subkey can be used for SSH, and this is really convenient.

    Obvious benefit is to enable consolidation …

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