- 日時: 2013/3/9(土) 13:00〜18:00
- 会場: 高崎市総合福祉センター
- 主催: guRuby
- 後援: 日本Rubyの会
- 定員: 60名
- 実行委員長: 南齋雄一
- るびまのレポート記事担当: 金澤宏昭
- 会計: 早川真也
- プラチナスポンサー: ツルマウソフト
Lightning Talk
5分の発表をしてきました。二番目の発表。
- Lightning Talk は 15:20 から。一人5分
発表の趣旨あるいは意図
- 群馬で研究開発が行われている自由への闘いの紹介。
- コンピューティングの自由が失われてはならない。
- ここで、コンピューティングの自由とは、自分のコンピューティングを自身で制御できる、ということ。
- そして/または、自分のコンピューティングに関して、他による干渉/支配を受けない、ということ。
- 自由ソフトウェアは、このコンピューティングの自由がすべてのユーザにあるべきと考える。 ソフトウェアを受け取ったユーザすべてが、(少なくとも、この意味で)自由であらんと希求する。
- ...と、説明しないといけないくらい、もはやコンピューティングの自由は忘れ去られている。あなた、意識しないように誘導されてませんか?
- 最近は、(1)に関して技術的/経済的な利点に注目することさえ当たり前として行われなくなり、(2)はもう最初から諦めているのではないか。説明もされなければ意識にも登らない。これに対抗するには:
- 自由ソフトウェア運動のことを「オープンソース」と参照(利点だけに注目)せず、常に(2)を振り返るようにしよう。
- 「オープンソース」をさらに縮めて"OSS"と言って、(定義済みとして知ったかのように)不必要に議論を避けず、自由ソフトウェアの闘いに関心を持とう。
- 自由ソフトウェアの中で、インターネットの安全とプライバシの保全のための
ソフトウェア、GnuPG を紹介。
- 自由ソフトウェアの中でもユニークな経緯を持ち、アメリカ合衆国の 当時の暗号規制の問題からヨーロッパを中心に開発されたもの。
- 反核活動家、Philip Zimmermannの開発した PGP (Pretty Good Privacy)の 自由ソフトウェアによる代替。
- 自由ソフトウェアの配布の検証などに広く用いられ、重要な役割を果たしている。
- ディストリビューションのソフトウェア配布の検証
- 開発者同士の認証
- GnuPG の関連で、その秘密鍵を保持する Gnuk Token の話
- 電子鍵(公開鍵暗号系の秘密鍵)を保持するトークン
- その実装が自由ソフトウェア Gnuk
- GnuPGの秘密鍵を格納。OpenSSHの認証にも使える
- そのハードウェア設計も自由に利用できる
感想
- 暖かく良い日でした。
- 群馬で開催された技術関連の集まりに初めて参加しました。 関係者、参加者の皆様ありがとうございました。
- 車で前橋方面から高崎市総合福祉センターに行く場合、その掲示に注意。
- 掲示にそって行くと、末広陸橋を越えて、末広町郵便局の角を左折、 高砂町交差点を左折、中曽根康弘資料館の前のところまで行くことになる。
- ここで右へと掲示がでているが、どこなのか、あいまいでわかりにくい。
- 中曽根康弘資料館の前を勘違いして右に行くとなにもない。
- 中曽根康弘資料館を右に見て直進し、末広町東交差点まで行って右折、 まっすぐ進んで、JR信越本線の線路の踏切を越えて、 上越新幹線の高架は越えずに左折してぐるりと行き、末広陸橋の脇まで ずーっと戻る、という道のり。
- 末広陸橋を登らずに側道を行く方が良い。