(Not-)New Notebook PC in 2017
My notebook PC was getting broken somehow (not the PC itself, but its AC adaptor and battery) at the end of year of 2016.
So, I bought Acer C720 in 2017. My main criteria to select computer is how I can control the computer. Thus, my choice is usually older one. But, at the beginning of new year, I would like to do something new to me. So, I tried Chromebook.
Since there are many good articles for Acer C720, I write this article in Japanese.
Chromebook
Chromebookはハードウェアとして、コストパフォーマンスが良い製品でしょう。
この製品を購入することには、他の製品と比較した場合、不自由なオペレーティング・システムを供給する産業に資金を提供しない利点があります。
しかし、特定のネットワークサービスと強く結びつけられてそれ以外は使えないChromebookのソフトウェアの構成は、ユーザが自由にコンピュータを利用したいとする要望と相入れないものです。
Chromebookのようなコンピュータに自由のオペレーティング・システム(たとえば Debian GNU/Linux)がインストールされて販売されるようになる事を願います。
解毒作業(Debian インストール)手順のあらまし
実際の手順は行きつ戻りつでしたが、あらためてインストールするとすれば、こうであろうと考えられる手順で整列して書きます。
Write-Protect screw を外す
ネジ(13個)を外して分解して、中にある "Write-Protect screw" を外します。
こうして次のBIOSのインストールをしないと、保守のためのDeveloperモードで起動して、なんともイヤな起動画面となり、しかもそこで誤ってSPACEキーを押すとSDDが初期化されてしまうという危険とともに使うことになります。
BIOS の入手とインストール
こちら https://mrchromebox.tech/#firmware から入手しました。
C720のボードは PEPPY で BIOS は MrChromebox 11/07/2016 (Full ROM, Legacy)です。
BIOSのインストールはこのサイトに記してある手順で行いました。
その後、coreboot で peppy の情報が 2016-11-21 の日付であります。
SDD を 128GB のものに交換
さすがに16GBでは小さいだろうと、128GBのものに交換しました。
Debianのinstallation USB memory の準備
他のマシンで、マニュアルで msdos partition を作り、syslinux をインストールし、DVD のイメージをダウンロードしました。(ネットワークデバイスが使えないだろうとの仮定です。)
Debian のインストール
ネットワークデバイスが認識されませんでしたが滞りなくインストールできました。インストールした後はwireless のネットワークデバイスは認識されました。
そのほかの調整
キーボードの調整
どういうわけか A のキーが入力できなかったりする時があるので、分解し、中のプラスチックの透明の部品を微妙に移動して、入力できるように調整しました。
液晶画面の保護の調整
液晶画面にスペースバーの下あたりがぶつかって汚れの線がついていたので、ぶつかりにくいように、はじにフェルトのテープを張りました。ぶつかっても平気なように、隙間テープをスペースバーの下に張ってクッションとしました。
Intel Inside のマークを取る
Intel ME が確かに入っていて、縁起でもないですね。
Chrome のロゴを隠す
登録しないと使えない便器があったらイヤだと考える人がほとんどでしょう。
コンピュータも解毒しないで使えるようになる事を望みます。
Acerのロゴは隠しませんでした。
感想
- 起動が速い
- 電池はまぁまぁ持つ
- キーボードは押せる深さが(僕にとっては)十分とは言えず、デキがよろしくありません。
- この解毒をしても Intel ME は有効なままで、こちらは解毒できていません。